スポーツ文化が盛んな国アメリカで最近人気が高まりつつある職種を皆さんご存知ですか。
アスレティックトレーニング、スポーツ選手のサポートや病院でのリハビリの手伝いなど需要が高まりつつあります。
今までは4年生大学でアスレティックトレーニング学部を卒業すれば資格試験を受けれる権利を得ることができていましたが2024年から大学院を卒業し無いと資格試験を受けれなくなりました。筆者の僕も2024年からプログラムに入って勉強しています。
この記事では具体的にどんな授業を今まで受講して何を学んだか、アスレティックトレーニングプログラムへの応募の流れ、また実際にどんなことを学んでいくのかなど僕の経験をまとめていけたら嬉しいです
プログラム選び
アメリカ大学を卒業条件は学部によってRequired classes 必修科目は変わってきますが、一般的に120単位とされています。アスレティックトレーニングも同じでHealth Science という専攻で卒業して大学院でアスレティックトレーニングを学ぶのが一般的だと思います。
僕の場合は少し特殊で3+2Year programというものに入っておりUndergraduate(普通の大学)を3年で終えることができ2年で大学院を卒業するというものになります。普通なら6年かかるところを5年で終わらせられるのはお得だと思います。学校によっては募集してるプログラムもあるので気になった人は調べてみてください。
Required classes 必修科目
大学院にアプライするときに必要な科目として主に
- Human Anatomy with Lab
- Human Physiology with Lab
- General Biology with Lab
- General Chemistry with Lab
- General Physics with Lab
- General Psychology
- Exercise Physiology
- Biomechanics or Kinesiology
- Precalculus or Equivalent
Precalculus 数学を除いては主に体に関係のあるクラスで大学院でアスレティックトレーニングを学ぶ上では知っておくべき知識だと思っています。
クラスの難しさと思い出
先ほど書いた必修科目の中でも特に思い出に残っているKinesiologyとExercise Physiologyについて話したいと思います。
結論から申しますとKinesiologyは一番面白かったクラスでExercise Physiologyは難しかったクラスです。そのほかのクラスも思い出に残っているものもあれば難したっかのもあります。しかしこの二つは特に目立っていたので紹介させてもらいたいです
Kinesiologyは日本語で運動学を基礎に生まれた筋肉の動かし方。筋肉一つ一つの動きと役割、またその筋肉がどこ骨から始まり(起始)どの骨にくっついているのか(停止)など筋肉について深掘りします。学期最後のプロジェクトとして一つ動きを選択して(僕は投手のボールを投げる動き)その動きをいくつかのフェーズに分けてそれぞれの筋肉がどの角度でどのような運動をしているのかまとめました、
Exercise Physiologyは日本語で言うと運動生理学、運動や運動に関連する身体の反応や機能を研究する学問。この教科はとにかく難しかったです。何が難しくしていたかと言いますとこのクラスでは今までやってきたこと(Anatomy、Kinesiology、Chemistry、Biology、など)すべてをミックスしてさらに応用しているからです。クラスメイトの中には今学期で5回目だと言う人もいたぐらいです。中間テストでクラスの半分が消えて期末試験ではもと40人ほどいたクラスメイトが8人にまで減っていました。過去1勉強した科目なだけあって1回目でパスすることができたので嬉しかったです。
プログラム応募
アメリカの大学では主に1月ごろから応募の準備を始めます。僕は内部進学というのもありテストなど受ける必要はなかったですが、学校によってはTOEFLのスコアや学力を証明できるのもを要求されることもあります。
また応募の際、履歴書を作るのはもちろんReference letterと言って教授やバイト先のボスなどから自分がどういう人なのかなどを書いた推薦文を提出しなければなりません。また成績証明書も忘れ無いように注意が必要です。
インターナショナル生特有の悩みで銀行の残高証明やビザの更新などいろいろ求められます。前もって行動して余裕を持たせられるようにできたらいいですね。僕は締め切りギリギリまで残高証明のことを忘れており学校から注意のメールを受け取りました。。。
アスレティックトレーニング学科でどんなことを学んでいくのか
最後にアスレティックトレーニングとは何を学ぶのかを書こうと思ったのですが書き始めたら長くなってしまったのでまた次の記事にしたいと思います。
このような感じで僕がアスレティックトレーナーになるまでの道のりをここに綴っていこうと思いますので今後とも応援よろしくお願いします。